2008/09/17 16:32:38
シリーズ、あしたの太鼓打ちへ・・・その15
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「太鼓以外のものを何でもいいから叩いてみる。
ステンレスボウルとかごみバケツとか梯子や車の部品、なんでもいい。
響きや、余韻、音色、打つ強弱で変わる鳴り、音のいろんな色彩がわかる。
太鼓だけでは気がつかないことが解ります。」
ステンレスボウルとかごみバケツとか梯子や車の部品、なんでもいい。
響きや、余韻、音色、打つ強弱で変わる鳴り、音のいろんな色彩がわかる。
太鼓だけでは気がつかないことが解ります。」
色自体に、いい色、悪い色というのはなく、
どんな彩度や明度の色でも配分や形や分量、
質感で印象はずいぶん変わって見えます。
色自体に良い、悪いの責任は無い。
どんな彩度や明度の色でも配分や形や分量、
質感で印象はずいぶん変わって見えます。
色自体に良い、悪いの責任は無い。
大胆に言えば、音もそうで、音楽に「雑音」というのもはない。
あるとすれば、好きか嫌いかでしょう。
あるとすれば、好きか嫌いかでしょう。
どんな音楽にも、色感や表情があって、注意深く聞けばそれが見えてくる。
同じはずのレコードが、聞く場所や雰囲気で、
えっ、と思うような違う感じになるのはよくあることです。
我々が相手にしているものは、そういう、不確かで移ろいやすい、
だからこそ面白い表現なのです。
同じはずのレコードが、聞く場所や雰囲気で、
えっ、と思うような違う感じになるのはよくあることです。
我々が相手にしているものは、そういう、不確かで移ろいやすい、
だからこそ面白い表現なのです。
がむしゃらに打つ太鼓にも、十人十色があります。
骨格が異なり、体重が違えば、同じ力量でも太鼓の音は変わるのですから、
意識が変わればもっと違った音になり、音のトーンも変化する。
意識が変わればもっと違った音になり、音のトーンも変化する。
色彩が変わるのです。
そういうことが実際に理解できる経験は、なかなか少ないのですが、
あるイメージがあれば、ではそれを音にするとどうなるのか、
やってみる価値は充分に有ります。
あるイメージがあれば、ではそれを音にするとどうなるのか、
やってみる価値は充分に有ります。
世界的な打楽器ソリストとして注目を浴びたツトム・ヤマシタ氏が教えを受けた先生は、
今日は哀しみを表現しなさい、今日は怒りをやってみなさい、という指導をして、
技術的なことはあまり言わなかった、と聞きました。
今日は哀しみを表現しなさい、今日は怒りをやってみなさい、という指導をして、
技術的なことはあまり言わなかった、と聞きました。
そういう方法もあるのです。
試してみると、たとえ怒りも喜びもおんなじだね、と言われても、
自分の中では確実に何かが変わるのが解るはずです。
試してみると、たとえ怒りも喜びもおんなじだね、と言われても、
自分の中では確実に何かが変わるのが解るはずです。
見えないけれど、内部で形や色になる、大変な進歩です。
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スローテンポな曲を取り入れていこうと思います。
これまでよりも更に一つの〝ドン〟に対して
いろんな想い、イメージ、感情を注いでいかなくてはいけない、
と思います。
あおちゃんに、
『ここの鉦は優しく、こんな感じで打ってね・・・』って話しました。
こんな感じ・・・とうのはもう、ほんと、
言葉では表現できないのです。
思いを感じ取ってもらって、自分なりの表現を加えたら、
それを音にしてみる。
曲の〝感じ〟に合えばOK!
合っていなければもう一度かみ砕いてみる。
そして試してみる。
この試行錯誤が今まで打ってきた曲にも生きてくると思います。
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スローテンポな曲を取り入れていこうと思います。
これまでよりも更に一つの〝ドン〟に対して
いろんな想い、イメージ、感情を注いでいかなくてはいけない、
と思います。
あおちゃんに、
『ここの鉦は優しく、こんな感じで打ってね・・・』って話しました。
こんな感じ・・・とうのはもう、ほんと、
言葉では表現できないのです。
思いを感じ取ってもらって、自分なりの表現を加えたら、
それを音にしてみる。
曲の〝感じ〟に合えばOK!
合っていなければもう一度かみ砕いてみる。
そして試してみる。
この試行錯誤が今まで打ってきた曲にも生きてくると思います。
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