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『知識や技術の継承および後世への伝達』

公民館の使用申請書の使用目的欄に
『郷土芸能の伝承 和太鼓』
と書きます。

受け継ぐだけではいけんのです。
それをいかに次の世代に伝えていくのか?
伝え方を突き詰めて考えていくうちに、
結局は受け取り方なんだな・・・と気がつきます。
送り手は何を伝えたいのか・・・
一つ一つの言葉の裏にある『想い』。
それを如何に理解しながら受け取るのか?
その『想い』を伝承しない限り、
いつまでたっても一からのスタート。
新しいもののスタート。
それをたとえ100年続けたって
『郷土芸能』ではあっても『伝統芸能』には成り得ない。
『伝統』という重み、厚みが出ないと思うんです。

そして、
楽譜、というものの怖さ。
本来郷土芸能なんてのは口伝で伝えていく物。
楽譜様の物が有ったとしても、文字譜や工尺譜のように
その世界の人しか解らない記号であったり。
それだけではとうてい伝えきれないような物です。
次郎丸太鼓のそれは、西洋の楽譜仕立てです。
速度記号、強弱記号、拍子記号・・・いろんな記号で導いてくれます。
小学校から慣れ親しんできた物。
とっつきやすい反面、頼りすぎてしまう・・・という怖さも。
『楽譜に速度は120いうて書いてあるじゃろう?』
では伝承にならないと思うんです。
『ここの表現は、イメージはこうで、、、そのためにはここは120くらいで。』
であるべきでは?
fって書いてあるからフォルテで、
accelって書いてあるからだんだん早く、
ではないと思います。

創設から30年間・・・
自分が次郎丸に携わって18年間・・・
どれくらいそれを意識してきたのでしょうか、、、

伝承、、、というものを改めて考えさせられた、
昨日の出来事。
・・・でした。

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