2014/06/29 14:36:09
昨日は広島天野会の総会でした。
天野宣家元も甲府から駆けつけてくださり、
講話をいただきました。
その中で気になったお話を少し、、、
家元が江戸のお囃子を広げて太鼓(組)曲を始めた昭和31年ごろは、
太鼓といえばまだまだ文化的な地位が低かったこと。
お父様が友人から
『おまえのところの息子はあんな「ピ~ヒャラドンドン」なんてやってて大丈夫か?』
と言われたそうです。
この60年の間に地域のバックアップを受けたり、
プロのチームが出来たりして地位も上がってきた。
これからの太鼓はもっともっと音楽的要素が必要。
世界に通用する文化を目指さないといけない。
ただ力一杯打っていたのではだめ。
音楽的にもっと品の良さを出さないといけない。
江戸文化の良さは長屋などの隣りとの仲間意識、
そこから生まれた‘徳’という文化。
また地域に支えられている‘恵’という意識。
この‘徳’と‘恵’を考え学ぶことこそが芸能の本質、
という事。
太鼓の衣装とは結界そのもの。
神社の鳥居と同じ。
衣装を身につけたらそれ以外の人には触れられない世界観を持つという事。
また太鼓を打つという事は神への申し入れ、という事。
奥の深いお話しでした。
いろいろな考え方があり、
何が正しいのか、なんて考えること自体ナンセンスだと思うのですが、
共感できるお話しだったので、
お裾分け、です。。。
天野宣家元も甲府から駆けつけてくださり、
講話をいただきました。
その中で気になったお話を少し、、、
家元が江戸のお囃子を広げて太鼓(組)曲を始めた昭和31年ごろは、
太鼓といえばまだまだ文化的な地位が低かったこと。
お父様が友人から
『おまえのところの息子はあんな「ピ~ヒャラドンドン」なんてやってて大丈夫か?』
と言われたそうです。
この60年の間に地域のバックアップを受けたり、
プロのチームが出来たりして地位も上がってきた。
これからの太鼓はもっともっと音楽的要素が必要。
世界に通用する文化を目指さないといけない。
ただ力一杯打っていたのではだめ。
音楽的にもっと品の良さを出さないといけない。
江戸文化の良さは長屋などの隣りとの仲間意識、
そこから生まれた‘徳’という文化。
また地域に支えられている‘恵’という意識。
この‘徳’と‘恵’を考え学ぶことこそが芸能の本質、
という事。
太鼓の衣装とは結界そのもの。
神社の鳥居と同じ。
衣装を身につけたらそれ以外の人には触れられない世界観を持つという事。
また太鼓を打つという事は神への申し入れ、という事。
奥の深いお話しでした。
いろいろな考え方があり、
何が正しいのか、なんて考えること自体ナンセンスだと思うのですが、
共感できるお話しだったので、
お裾分け、です。。。
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