太鼓を打つときだけじゃなく、普段はどんな人で、なにをやっとって、どういう考え方しとって・・・
解ろうとしないと、解らないこと。
でも、解ってないとほんとの意味で、アンサンブルなんて成立せんよね?
ましてや世代間隔差なんてなくなりゃせんわいね。
もっとお互いに仲良しになったほうがいいんでないでしょうか?
・・・という指摘をメンバーの家族の方からいただき、もっともだ!と思っているわけです。
昔、部活や楽団で吹奏楽をやっとって、、、
部員、団員の人とは確かに、一緒に居る時間って長かったよなぁ、、、と。
合宿したい!飲み会したい!OB親睦会、家族会、BBQ・・・
まぁそれもありでOKなんじゃけど、稽古の時間が今4時間もあるんじゃけぇ、
その間に太鼓の音がしてなくてそれぞれに話ができる時間が15分くらいあってもええじゃないかと。。。
まぁ、たかっち的思考は、ここを覗いてもらやぁ解るんじゃけどね(* ̄ー ̄*)
『おおたくん、曲作ってくれぇや、、、できりゃ15分くらいの。』
『へ?』
和太鼓の曲なんて作ったこと無かったし、ましてや15分・・・
じ、、じゅうごふんーーーーっ?!
できるわけないわね・・・と思いつつも負けず嫌いのたかっちさんは
『やってみます・・・』
その頃ちょうどわたくしの母君が病で入院ということがあり、
作曲も一旦は投げ出しそうになったんですが、
お医者さまの診断は無情にも
『長くないでしょう・・・』
当時パソコンも無く、楽譜も手書き、
デモテープもリズムマシンを全パートを一人でたたき多重録音するという
非常に手間のかかる作業。
何の根拠も無く、
『お母ちゃんもがんばっとるんじぇけ自分もがんばって最期までやり遂げよう。
そしたらもしかしたら元気になって帰ってきそうな気がする・・・』という思いがあり、
必死になって初めての作曲に取り組みました。
曲はできましたが、母は帰ってきませんでした。
14年前の今日はとってもあったかで、、、ぽかぽか陽気の日だったなぁ。。。
できた曲は
「故響」
初めて披露して拍手いただいたときはうれしくて、うれしくて、、、
本田さんじゃったか、松下さんじゃったか・・・
『一日、ひとつ、なるほど』
と言う言葉を残しておられます。
今日一日、〝なるほど〟と思うことが無かったとしたら、〝利己主義〟に陥っている可能性がある。
さらに、、、
船井幸雄氏の言葉・・・
『素直、プラス発想、勉強心』
言葉の中身はまた追々お伝えするとして・・・
この二つの言葉から見えてくるもの。
『学ぶ』という気持。
『知ろう』とする意欲。
好きだから、上を目指したいと思う。
好きだから、もっと知りたいと思う。
好きだから・・・誰にも負けたくないと思う。
好きだから・・・誰かに伝えたいと思う。
天才、なんていないと思う。
要は、どれだけ太鼓に情熱を傾けているのか。
変わる・・・
変える・・・
何もしないでも、自然と変わっていくこと。
変えようと思わないと、変わっていかないこと。
現在のレギュラーメンバーで15年以上やってるのは3人だけ。
しかもその次が3~4年、ってんだから・・・どうよ?
昨日のステージ。
『なんとかして、ここから変わっていかんといけんのんじゃ~!』
と意気込んで望みました。
変わったでしょうか?
変えられたでしょうか?
〝今のままで良い〟んなら、苦労はせんし、気楽でええよね?
今までの次郎丸を見て来た人間が〝変えよう!〟と思わん限り、
今までの次郎丸を知らない人たちに新しい道は示せない、と思う。
ちょっとは・・・変えられたんじゃないんかな?(^_^ゞ
という作業はとてもパワーが必要です。
お手本や似たような物があればちょびっと真似っこさせてね!っていうのもいいんですが、なんにもないところから・・・となると、余計です。
〝才能は情熱の継続である〟という言葉を聞いたことがあります。
これだ!と思ったらあきらめず、コツコツとやり通す事。
そして、想ってばかりいないで、人に話したり、絵に描いたり、文章にしたりを繰り返しやり続けること。
そうこうするうちに〝想い〟という抽象的なものに輪郭がつき、色がつき、凹凸ができて〝具体化〟されていくんだと思います。
そんなコツコツとした作業も、楽しめないのならやっててもしょうがい。
想っただけでカタチが出来あがることなんて、たぶんないのでしょうから。。。
太鼓に限らず、自分が楽しめないことはやってもしょうがない、と思うのです。
逆に言うと、どうしてもやらなければいけないのなら、ぐだぐだ文句言ってないで楽しくそれが出来るように、工夫したり気持ち切り替えたりしたほうがいいんでない?
・・・などと、お気楽たかっちは思ってしまうわけです。
ちなみに〝情熱〟とは、『これは、と思う目的、仕事、異性に対してほかの事を忘れ打ち込む事。燃えるような感情』。
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10月1日に別のブログでこんなこと書いてました。
今週から新人さんたちのための〝研修コース〟をスタートさせました。
何をどうすれば、あまり面白くない基礎練習を楽しくできるのか、こちらも試行錯誤。
〝打つ姿勢〟・・・姿かたちだけでなく、精神面も含めての姿勢。
〝打つ楽しさ〟・・・アンサンブル、太鼓の音でコミュニケーションできた時の楽しさとか、感動。
〝打つ創造性〟・・・自分達のイメージした太鼓の音や空間をどうつくり出していくのか?
いろんな想いを、カタチにするために、
まず、自分と向き合って欲しいと思います。
今の自分の姿が見えないと、未来の自分はちゃんと想像できないと思うので。。。
幽霊部員・・・も含めますと現在次郎丸の打ち手名簿には30名のお名前が・・・
3年後には1000人のお客様に、自分達の想いを伝えなければいけないのに、
たかが30名にさえ、伝わっているのかどうか・・・
小学3、4年の時の担任の先生がお客さまでお店に来ていただきます。
先日・・・
『〝聞く人を育てなさい〟という言葉があるんよ。』
と、いう話をしてくださいました。
全体に伝えるためにまず、そのリーダーを育てる。
その人たちが、全員に伝えてくれるから。
うん、うん、、、そうかそうか・・・
先日の〝サプライズ〟のDVDを見ました。
そりゃ、もう、、、あなた・・・感動もんですo(^-^)o
一仕事したなぁ、、って感じで、涙ちょちょ切れまんがな(T_T)
この感動を切らさずに次のステップに進むためには?
まだ3年、、、
あと3年、、、
次郎丸太鼓のHPや、宣伝チラシのロゴに
〝passion BEAT!〟と入れちょります。
読んでそのまま・・・激しい鼓動、という意味。
自分のカラを破るために、激しくはじけて欲しいなぁ、、、と思う。
誰だって、初めてのことをする時ってドキドキするじゃん?
うまくできるかなぁ、できなかったらどうしようかなぁ、、、とか、
ホントはしたいのに、できない時とか。
ん~~、電車で席を譲ろうか、どうしようか?とか、
誰かがいじめられてて、とめないといけないのにどうしようか、、とか、
好きなあの人に告白しようか、どうしようか?なぁんて、、そんな時とか。
そのドキドキを打ち破るのって、カラを破るってことじゃないんかなぁ、、、って。
passion BEAT!にはそんな想い、込めてます。
今の自分達に、一番必要なこと、だと思うんよね。