んでもって、
これがお風呂上がりの桴ちゃんたちです。
一番左は新品のまだ一度も使ったことのないヒノキ桴。
今は日陰で乾くの待ってます。








うちの奥様が大掃除の時、
あまりにも折れた桴がたくさんあるので、
ひとまとめにして段ボールの中に入れてくれました。
そこに書かれた一言・・・
『ばちの墓場』…(笑)
なんかゴミ扱いせず、
人格を持たせてくれたみたいで、嬉しかったです。
一年に一度くらいみんなで集まって、
火を燃やし、桴供養！とかやって、
その火で酒沸かして一杯やれば良い供養になると思うのですが。

同じ桴屋さんの同じサイズの桴でも微妙に重さが違ってたりして、
左右のバランスが悪かったり、
手触りがものすごく『ん゛あ゛～』ってのもあったりします。
同じ組でも右手と左手が違うと変な感じがするものもあります。
自然の物なのでしょうがないのです。
今回五本を一度に長胴桴に作り替えたのですが、
持ってみると、
『あ、これとこれが組だったやつだ！』と解ってしまいます。

桴も、
太鼓の胴も皮も、
みんな自然からいただいているもの。
問いかければ、応えてくれるのです。

[3回]