〝TAO〟
大分県、久住を拠点に活動するプロ和太鼓team。
たかっちの大好きなteamの一つです。
その、TAOのメンバー、スタッフの募集がはじまりました。
募集概要より・・・
『TAOが目指すのは、日本の伝統芸能音楽の継承ではない。
伝統という文脈を離れ、和太鼓の可能性を追求する・・・』
TAOが求めるのは、華々しい経験や、すでに熟練した器用な技術ではない。
何の経験も自信もなくても、TAOの舞台に打たれ、TAOの夢に共感して飛び込んできた者が、
TAOが大好きだという一念で、 ここでは必死に頑張り、自分の居場所をつかみ取っている。
とてつもなく不器用な男が、人の何倍もの練習を積み、太鼓の音を磨いている。
そして彼はようやく、その不器用な自分にしか出せない音、
生み出せない音楽をものにしようしている。
経験が成長へのアドバンテージになるか、逆に成長を妨げるかは五分五分だ。
TAOは、飛び込んで来た者に対して、平等に成長の機会を用意している。
その人が可能性を開花させるための環境づくりは惜しまない。
アーティスト、スタッフを問わず、ここでは自分で工夫し、創造的に活動することが求められる。
その努力を飽くことなくつづけることができること。それが私たちが最も期待する能力だ。
その先には必ず無限の成長の可能性が開け、個性豊かな才能が開花すると思うからである。
代表 藤高郁夫
・・・さらに、メンバー政所さんの言葉・・・
僕は、TAOに入団する前、ステージに立っていましたが、
基礎が身に付いていないうちからステージにたっていた事に、とても苦労しています。
TAO独自のレッスンスケジュールの中で講師陣の指導を受け、
今しっかりと基礎を学び直しています。
しかし、しみついた癖、経験が邪魔をし、なかなか思うように前に進めません。
そんな時、プロデューサーより
「日本一不器用な男だからこそできる音楽があるはずだ。それだけ太鼓は自由だ。」
といわれました。世界の音楽に触れ、日々太鼓に打ち込む生活をする中で、
僕自身もますます和太鼓の可能性は無限だと感じていました。
今、不器用な自分、できない自分と向き合い、僕にしか出せない音を求めて、
大太鼓を打ち続けています。
一つ一つの言葉が、
胸に響きます。